Art Direction

2013 Art Direction

Love&Peace をコンセプトとしたファッション

今年は映画ギャッツビーの大ヒットによりファッションもクチュールより。ギャッツビーの時代背景1920年代は第一次戦争が終わり盛り上がっている狂喜の時代、50’s,60’s はベトナム戦争が激しくなり徴兵制度に反対する若者達がヒッピーとなり世の中の流れに反抗ののろしをあげる時代。この2つの時代背景を織交ぜてのアートディレクションになっています。

1920’sの第一次戦争後の世界観、1960’sのベトナム戦争の世界観、そして現代における、日本、韓国、北朝鮮、韓国などのアジア圏における交友関係の不安定さなどを含めて、愛と平和をイメージしてファッションショーを通して訴える。

ファッションとしては「フラッパー」(現代娘)スタイルと呼ばれ、コルセットを外し、細身の膝丈のドレスを着用。又、いわゆる不良系、Cool & Beauty、Independent Girl独立した女性(男性を頼らない)をファッションなどもイメージする。60年代はヒッピー、ボヘミアンスタイルなども主流となった年代。両時代とも共通する背景は”自由”。このコンセプトをキーワードにスタイリングをクリエイトしていく。

2013 Hair&Make Art Direction

1920’sのメイクー細い眉毛、セクシーなふさふさまつげ、ワインカラーのアイシャドウで目を囲む傾向にある、赤い挑発的なリップ、リップラインがくっきりしている。

1960’s のメイクーイメージに合わせてのナチュラルで健康的なメイクで表現する。
Skin(肌) – 日焼け肌とナチュラルな質感の中間。
Eye(目) – トープカラーでふんわり目を囲むが色が甘すぎない様にして、ブラックのライナーで上まつげの際は締め、場合によっては太めに書いてセクシーな目元を表現する。
Lip(唇) – ナチュラルなマット感も有りつつチークボーンを強調し、若干こけた印象を交える事でユニセックスなイメージが生まれる。

LA Junction 2013 Fashion Show